# 検査の結果(阿仙原1工区その3) 2026-10-14。図面 `../R08-541-28006-zumen.pdf`、設計書 `../R08-541-28006-sekkeisyo-syusei.pdf`。 ## 1. 照合表の図面上の値(作る前) `validation/照合表.md`。作る前に「図面番号・図面上の値」を埋め、Fable 5.1(図面・設計書・特記仕様書だけを根拠)に検査させた。 85行のうち82行が一致。誤り3行(3段目アンカーの区切り 3-12、NO.1+10 の横断勾配の左右、上の法面の法長)を訂正し、抜け(上の法面の現場吹付法枠、法面の全高、路肩の高さなど)を足した。 ユーザーは確認できなかった(作業をまかされた)ため、この検査で代えた。 ## 2. 数量の照合(validation/quantities.py) | 項目 | 図面・設計書 | モデル | 単位 | 差 | 注 | |---|---|---|---|---|---| | アンカー本数(その3) | 26 | 26 | 本 | +0.0% | | | アンカー本数(前工事・参考) | 12 | 12 | 本 | +0.0% | | | テンドン長 計(その3) | 288.5 | 288.5 | m | +0.0% | 設計書 PC鋼より線 288.5m | | 削孔 礫質土(その3) | 138.0 | 138.0 | m | +0.0% | | | 削孔 軟岩(その3) | 137.5 | 137.5 | m | +0.0% | | | 削孔長 計(その3) | 275.5 | 275.5 | m | +0.0% | | | 頭部の高さ − DL(その3、最大の差) | 0 | 0.084 | m | | 法面上の頭部の標高と配置図の DL の差(2段目 34.5/33.5、3段目 32.0/31.0) | | 削孔長10m超/以内(その3) | 19/7 | 19/7 | 本 | | 設計書 PDF p8 | | 取り合い:アンカー頭部と法枠の交点(2本の梁の中心線までの距離、最大) | 0 | 0.001 | m | | 0 なら横枠と縦枠の交点の真上。頭部は梁の天端(法面から 0.5m)に置く | | アンカーの向きと法面の法線の差(その3、最大) | 0 | 5.1 | ° | | 角度調整台座で受ける。傾角35°・中心線に直角 | | 現場吹付法枠 延長(その3) | 143.0 | 142.997 | m | -0.0% | 展開図上の長さ(交差 26 か所を控除)。3D では 144.224m | | 軽量吹付法枠 延長(その3、交差を引く前) | 234.2 | 234.809 | m | +0.3% | 図面 外枠 189.1+内枠 7.7+37.4。展開図上の長さ。3D では 238.018m(交差控除後は図面 201.65m) | | 現場吹付法枠 体積(その3) | 35.75 | 37.5074 | m³ | +4.9% | 図面 143.0m × 0.5×0.5。差の主な理由は梁の両端を交わる枠の中まで 0.175m 延ばしたこと(36端×0.175×0.25≒1.4m³)と 3D の長さ(144.2m) | | 軽量吹付法枠 体積(その3) | 11.7 | 12.7463 | m³ | +8.9% | 図面 201.65m × 断面積 0.058m²。図面は交点1か所あたり 0.35m を控除(93か所=32.55m)するが、モデルの和集合は実際の重なり分だけ減るため大きくなる | | 法面整形(下の法面の面積) | 357.3 | 362.659 | m² | +1.5% | 展開図上 356.854m² | | 上の法面(前工事)の面積 | 223.02 | 232.615 | m² | +4.3% | 展開図上 222.794m² | | 張コンクリート ① | 4.6 | 4.897 | m² | +6.5% | | | 張コンクリート ② | 0.6 | 0.658 | m² | +9.7% | | | 張コンクリート ③ | 2.8 | 2.866 | m² | +2.4% | | | モルタル吹付 Ⓐ | 6.9 | 7.254 | m² | +5.1% | | | 片切掘削(土砂) | 544 | 549.9 | m³ | +1.1% | 施工前と完成の地形の差を 0.25m 格子で足した(法尻の帯は離れ 0.8m から切り下げ) | | 小段排水工 延長 | 37.5 | 38.7 | m | +3.2% | 小段の中央の線+上の法面の下端に沿って流末排水の始まりまで | | 流末排水工 延長 | 11.0 | 11.0 | m | +0.0% | 小段排水の右端から 1号集水桝の口まで | | 既設ブロック積 延長 | 7.3 | 7.23 | m | -1.0% | | | 既設ブロック積 体積 | 2.34 | 2.31 | m³ | -1.3% | | | 仮設防護柵 支柱 | 31 | 31 | 本 | +0.0% | 図の赤丸は 28 個(数量表は 31 本) | | 仮設防護柵 延長 | 60.0 | 59.99 | m | -0.0% | | | 1号集水桝 コンクリート | 0.29 | 0.304949 | m³ | +5.2% | smlibpy。グレーチング受けの段を含む | | H形鋼 200×200×8×12 断面積 | 63.53 | 63.53 | cm² | +0.0% | JIS の断面積(r=13)。原形 1m の体積から | | 等辺山形鋼 75×75×6 断面積 | 8.727 | 8.8 | cm² | +0.8% | JIS の断面積(r=8.5) | | 水抜きパイプ VPφ50(現場吹付) | 26 | 32 | 本 | +23.1% | 図面は1枠1本(位置の記入なし)。232m²/9m² から見込んだ数と比べた | | 補助アンカー D16 L0.8(現場吹付) | 103 | 104 | 本 | +1.0% | 1枠4本 | | 主アンカー D19 L1.0(現場吹付) | 26 | 26 | 本 | +0.0% | アンカー本数と同じ(枠交点) | | 主アンカー D16 L750(軽量) | 32 | 101 | 本 | +215.6% | p8 の文は「各交点」、数量表は 100m² あたり 28本。範囲が細い帯と三角形で交点(外枠との接続を含む)が多い | | 補助アンカー D10 L400(軽量) | 61 | 76 | 本 | +24.6% | 数量表 100m² あたり 53本(横梁に2本) | | 目地 エラスタイト(その3) | 4 | 3 | か所 | -25.0% | p11 の数量は 2段目 0.50×0.50×4。位置の記入が無く、横枠の左端から 20m ごとに置いた | 差が 3% を超えるものの理由: - 法枠の体積:3D の長さが展開図(法尻線の長さ)より長いこと(曲線区間)と、梁の端を交わる枠の中まで延ばしたことによる。 - 張コンクリート・モルタル吹付Ⓐ・上の法面の面積:展開図上の面積は図面と 1% 以内。3D の面積は曲面の分だけ大きい。 - 集水桝:グレーチング受けの段(深さ 39mm)を含めたため。 - 流末排水:平面の通り道を推定(小段排水の右端から集水桝の口まで直線)。 ## 3. 取り合いの検査 - アンカー頭部(26本)はすべて現場吹付法枠の横枠と縦枠の交点の真上(梁の中心線までの距離 最大 0.001m)。頭部金具は梁の天端(法面から 0.5m)に置き、箱抜き管 VU125 は梁の中(天端から 0.5m)。 - アンカーの向き(傾角35°・中心線に直角)と法面の法線の差は最大 5.1°(2-2・3-1・3-2、左端で法尻の離れが変わる区間)。角度調整台座で受ける。 - テンドン長 LA = 削孔長 + 0.5m(法枠の厚さ)で全数一致。 - 法尻から道路の山側までの帯を法尻の高さまで切り下げ、法面の下端と地形のすき間・重なりを無くした(最初は地形が法面の下部 1.5m を覆っていたのを直した)。 - 主アンカー(D19)はグラウンドアンカーと交差しないよう 0.15m ずらした(p7 注記)。 ## 4. 形の検査(validation/geometry-check.mjs、load-check.mjs) - 57 項目すべて合格:アンカー頭部の部品 6 種 × その3 26本・前工事 12本、防護柵の支柱 31本・丸太 600本、主な部材の有無、smlibpy の法枠 4 群・部品 10 種が閉じた形(各辺がちょうど2つの三角形に共有)で、三角形から出した体積が BRep の体積と 2% 以内。 - GLB を GLTFLoader で読み直し:その3 561 部材(すべて部材情報つき)、全体 1417 部材。 - H形鋼 200×200×8×12 の断面積は 63.53cm²(JIS と一致)、山形鋼 75×75×6 は 8.80cm²(JIS 8.727cm²、先端の丸め r=4 を描いていない分 +0.8%)。 ## 5. 表示の確認(validation/browser-check.py、headless Chrome・GPU) - PC 1600×1000、スマホ 412×915・360×740。コンソールのエラー 0、横のはみ出し 0。 - 操作:左ドラッグで回転、ホイールで拡大、Shift+中ボタンで注視点が動く(平行移動)、クリックで部材情報が出る。 - 読み込み:Intel 内蔵 GPU で、開いてから操作できるまで約 4〜5 秒、物陰の暗さ(GTAO)まで出そろうまでさらに約 2.5 秒。 - 最初は 16.8 秒かかった。原因は、材質ごとのシェーダーのコンパイル(ANGLE/Direct3D)と、中間バッファー向けのシェーダーを描くときに同期でコンパイルしていたこと。ノイズをテクスチャ読みにし、同じ種類の材質でシェーダーを共有し、描画先を合わせて並列コンパイル(compileAsync)して縮めた。 ## 6. 別のAIによるモデルの検証(Fable 5.1、図面とモデルだけを根拠) 渡したもの:図面・設計書、model-data.json、data/*.json、Asenbara3_sono3.glb、照合表.md。作成側の README・検査の記録・食い違いの記録は渡していない。 確かめて合っていたもの:中心線(19点、2.3mm)、横断図5断面の計画線と切土の断面積(0.31/8.06/22.41/14.01/11.21m²)、展開図の横軸の解釈、法枠 33本+117本の位置(p9・p10 の線から 0.15m 以内)、アンカー 38本の展開図の位置・DL・集計表の値・傾角・向き、集水桝・ブロック積・防護柵・電柱の位置、法枠の和集合の体積の再計算。 指摘と直したこと: | # | 指摘 | 直したこと | |---|---|---| | 1 | 水抜きパイプ 44本が 7か所に重なっていた | 交点が梁のどこにあるかを求める関数が 0 で割っていた。直して、上の横枠から上の帯と中の枠、下の横枠から下の帯へ1枠1本(32本) | | 2 | 補助アンカー D16 が 18本(1枠4本なら約104本) | 同じ関数の直しで、交点のあいだの区間に2本ずつ・端の区間に1本(104本) | | 3 | 目地がその3で 3か所(数量は 4か所) | 位置の記入が無く、20m ごとでは 3か所になるため、そのまま。食い違いとして記録 | | 4 | 張コンクリート①②を「その3」にしていた | ①②は上の法面の前工事(参考)、③だけその3 に直した | | 5 | 小段排水の位置が左へ約4.4m 足りず、右へ約4m 余分 | 展開図 p9 の上の法面の下端 B0〜B9(37.6m)に沿わせ、流末排水は B10 から(流末 11.0m、図面と一致) | | 6 | 現場吹付法枠の体積の差の説明が誤り | 照合表の注を「梁の端を 0.175m 延ばしたため」に直した | | 7 | 照合表の未記入・誤り(軽量の延長、小段排水の長さ、張コンの番号) | 直した | | 8 | 抜け:防護柵撤去跡の舗装復旧 48m²・埋戻し 19m³ | 幅 0.8m × 60m の舗装の帯として足した(完成の表示) | | 9 | 抜け:仮設用モルタル吹付 347m²(=下の法面全面と読める) | 完成後は枠と枠内吹付の下に隠れるため形は作らず、読み方を記録 | | 10 | 解釈:軽量法枠の主アンカー D16 の本数(各交点か、面積あたりの密度か) | 図面の文「各交点」を採った(101本)。食い違いとして記録 | | 11 | 解釈:小段の断面(横断図の V 形と p15 の 1300+200) | 横断図の V 形を採り、p15 の立上りと展開幅を使った。食い違いとして記録 | GPT-6SOL による検証は、この環境から呼べないため行っていない。